MacでCS-Carをインストールしてみる

CS-CartをMacの環境で開発する場合のインストール方法を説明します。

開発環境は「MAMP」、データーベースは「phpMyAdmin」、記事を作成した時点のバージョンはCS-Cart_v4.7.2です。

目次

「MAMP」にCS-Cartを加える

まずはCS-Cart公式ダウンロードページからCS-Cartデータをダウンロードしてきましょう。
圧縮されたCS-Cartフォルダを展開し、MAMPの「htdocs」フォルダに保存します。

通常デザインや機能を触る場合、ローカル環境で構築してからサーバーにアップロードするためです。

ローカル環境とは何か

Webサイトを公開する場合、ファイルをサーバーへと設置する事で公開がされています。
サイトの開発はサーバーに設置したファイルを直接操作するのではなく、自分のPCで行うことが多く、この自分のPCに作成した開発環境のことを「ローカル環境」と呼びます。

インストールしよう!

いざインストール!と思ったら、CS-Cart公式マニュアルでは「アップロードしたURLにアクセスしてください。」と記載されていて、ローカル環境ではどうするの?と困惑された方もいらっしゃるかもしれません。

実はローカルの環境でCS-Cartを実行する場合にもURLは必要になります。

URLとは

そもそもURLとは基本的な使い方は住所みたいなもので、誰々のパソコンのなんとかっていうフォルダの中の〇〇ってファイルを開いていますよって事なんです。だから今回作っているローカル環境は自分のパソコンの開発環境(MAMP)の「htdocs」の中の「CS-Cart」(※「htdocs」内保存時の名前下記同義)を開きますよって書いてあげればいいんです。ローカル環境への入り方は[ http://localhost/(※CS-Cart)/ ]とブラウザのURL欄に入れてください。

※こ事前にMAMPを起動しておかないとエラーになるのでご注意ください。


URLの入力が完了すると下記インストール画面へと移ります。

僕の場合、PHPのバージョンがCS-Cartの動作環境と異なっているとわかったのはこのインストール画面がエラー表示となり開けなかった為でした。そのため開発環境のエラーログを確認し、PHPのバージョンを変更することになりました。
エラー内容は各開発環境のエラーログを確認してみてください。


ここまできたらやっとインストールです。

まず、上記画面の「インストール」をクリックしてください。クリックするとライセンス規約のページに移ります。

ライセンス規約が表示されるので同意する場合は「CS-Cartライセンス規約に同意します」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

クリックするとCS-Cartのインストールページへと移ります。

サーバーと管理者の設定

CS-Cartのインストール画面では大きく分けて「サーバー設定」「管理者設定」の2つがあります。


まずは、サーバー設定から行なっていきましょう。

今回は、デフォルトユーザーで登録を行います。ローカル環境でのデフォルトユーザーは開発環境によってユーザー名やパスワードが異なりますので、今回はMAMPを利用して入力を行った場合で記載します。


入力項目は以下の通りです。

入力項目 入力内容
MySQLサーバーホスト名 localhost
MySQLデーターベース名 作成したいデーターベース名を入力してください
※インストールボタンクリック時にデータベースが自動で作成されない場合は事前に作成してください
MySQLユーザー名 root
MySQLパスワード root

次に管理者の設定を行います。

管理者の設定で用いた情報はCS-Cartを管理する管理者ページへのログインへ入力必須となっておりますので、お間違いお忘れのない様にご注意ください。

以下入力項目を記載します。

入力項目 入力内容
管理者Eメールアドレス 管理者のEメールアドレスを入力します。※インストール後に管理パネルにログインするアカウント名になります
管理者パスワード 管理者のパスワードを入力します。※インストール後に管理パネルにログインするパスワードになります
デモ用データのインストール チェックを入れることでデモ用データをインストールすることができます
CS-Cartの改善に協力する チェックを入れることで設定情報などをCS-Cartの開発者へ自動送信することを許可します。送られたデータはCS-Cartの機能向上などに役立てられます。(個人情報は送信されません)

上記の項目を入力した後にインストールボタンをクリックするとインストールが開始されます。


ここまできたらもうCS-Cartで開発を始めることができます。


ライセンス購入前でも30日間はトライアルモードで全ての機能を試すことが可能です。ライセンスを購入していない場合はトライアルが終了すると利用できなくなるのでご注意ください。購入したらライセンス番号が発行されるのでライセンスモードに入力してください。

これでインストールは無事終了です。

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